研磨レンズ用光学ガラス
NBFD26
低部分分散性に特徴を持つNBFDシリーズにNBFD26(nd=1.83401, vd=25.97)を追加しました。
PgFは0.6076でありNBFD25(PgF=0.6103)よりも低いことが特徴です。
NBFD25のような形状の制約はありません。
低部分分散性に特徴を持つNBFDシリーズにNBFD26(nd=1.83401, vd=25.97)を追加しました。
PgFは0.6076でありNBFD25(PgF=0.6103)よりも低いことが特徴です。
NBFD25のような形状の制約はありません。
MC-TAF115(nd=1.77047, vd=49.46)は、MC-TAF105のGMOプレス成形性を改善したガラスです。
MC-TAF105よりもTgを約20℃低下させました。また、TAF1同等の比重(比重=4.28)を実現しました。
高価なレアメタル原料の削減により、ガラスの低コスト化にも成功しました。
中屈折率低分散ガラスのTAF4よりも屈折率をnd=1.79, アッベ数をvd=48.1まで高めたTAF48をリリース致します。
高価なレアメタル原料成分の削減によりガラスの低コスト化に成功しました。
FDS165-W(nd=1.98611, vd=17.25)は高屈折率、高分散領域において、透過率と比重に配慮したガラスです。
460nmにおける内部透過率は95%を超えます。
MC-TAFD317(nd=1.88120, vd=37.17)は、MC-TAFD307のGMOプレス成形性を改善したガラスです。
MC-TAFD307よりもTgが約20℃低下しました。
高価なレアメタル原料成分の削減により低コスト化を実現しました。
nd, vd, 着色度は従来のTAFD45と同じです。(nd:1.95375 νd:32.32 λ70/λ5:405/355)
部分分散性に特徴を持つNBFDシリーズに最も屈折率の高いNBFD265(nd=1.95203, vd=26.20)を追加しました。
PgFは0.6101でありNBFD25(PgF=0.6103)に近い値を有します。
AR/MRウェイブガイド用として、透過率特性を向上させた高屈折率、低比重ガラス FDS24-SW をリリース致します。(nd=1.92119、νd=23.96、d=3.84)
ヌープ硬度Hkは605であり、光学的特性と機械的特性の両立に配慮したガラスです。
透過率特性以外の特性はFDS24, FDS24-Wと同じです。
尚、本硝種は軟化、プレス工程を経ない冷間加工に限定した硝種です。
MC-TAFD315に加え、M-TAFD315をラインナップしました。
冷間加工プリフォーム用光学ガラスに加えて、ガラスモールドレンズとしてもご提供可能です。
冷間加工プリフォームを使用する容量大レンズ(概ね外径φ25以上)では、従来のM-TAFD305に加えてM-TAFD315もご選択頂けます。
TAFD34(nd=1.85033, vd=42.70)はTAFD5G(nd=1.83481, vd=42.72)と同等のvdで屈折率を高めたガラスです。
透過率特性(着色度λ70=370nm)も良好であり、幅広い用途にご利用いただけます。
近赤外域の異常分散性が非常に大きいNBFD38(nd=1.65253, νd=39.48)をリリース致します。
光学性能と化学的耐久性の両立に配慮したガラスです。
近赤外線を利用するカメラに好適です。
MC-TAFD315はMC-TAFD305のGMOプレス成形性を改善したガラスです。(nd:1.85136 νd:40.07)
MC-TAFD305より低温でプレス成形が可能であり、成形領域も広がります。
TAC8P、FDS90-SGPはνd±0.4%を標準公差とし、高精度要求に対応可能なガラスです。
屈折率分散特性が調整されています。その他の特性に変更は有りません。
LAF45(nd=1.61396, νd=44.29)は、近赤外波長域の異常分散性が非常に大きいガラスです。
CCTVなど近赤外線を利用するカメラに好適です。
高価なレアメタル原料成分の削減により低コスト化を実現しました。
nd, vd, 着色度は従来のTAFD35と同じです。(nd:1.91082 νd:35.25 λ70/λ5:395/350)
屈折率nd=2.1を超える高分散硝材E-FDS3(nd=2.10420、νd=17.02)の透過率特性を大幅に向上いたしました。透過率特性以外の特性はE-FDS3と同じです。
FCD615に続き、新たにFCD915(nd = 1.48071, νd = 85.29)をリリースいたします。
νdが85を超える低分散領域において、nd=1.48071と高い屈折率を実現した研磨レンズ用光学ガラスです。
FCDシリーズ特有の異常分散性も有します。
FCDシリーズに、新たにFCD615(nd=1.57144、νd=71.61)が加わりました。
FCDシリーズ特有の異常分散性を有した研磨レンズ用光学ガラスであり、色収差補正に効果的です。
生産技術の向上、品質安定性の改善が図られ透過率基準値が変更されました。
TAC6、LAC8、M-BACD15、MP-BACD15についてdn/dtデータを追加しました。
旧 製造範囲、寸法形状品質
新 製造範囲、寸法形状品質
NBFD27 (nd:1.90110、νd:27.06、PgF:0.6072)
g線435.834nmーF線486.133nm域の低部分分散性に特徴を持つNBFDシリーズ(NBFD25、NBFD29、NBFD30、NBFD32)に新たに最も屈折率の高い(nd:1.90110)NBFD27が加わりました。
高屈折率でありながら高光透過特性、低比重3.83を有するバランスの良い硝材です。
新高分散ガラス FD270(nd=1.68430、νd=26.81)は、特に短波長域において高い部分分散比 PgF=0.6232 を有するガラスです。
高分散でありながら屈折率の温度係数が低い特徴があります。
dnd/dT(20~40℃)=-3.1×10-6 (比較 E-FD4L(νd=27.53) dnd/dT= 2.6×10-6)
モールドレンズおよびモールドレンズ用プリフォームガラスとして販売しておりましたM-FCD500、MP-FCD500-20、MC-FCD500-20につきまして、球面レンズとしてご使用いただけますように屈折率のみを微調整したFCD500を販売いたします。
屈折率nd=1.9を超える低比重硝材FDS24(nd=1.92119、νd=23.96、d=3.84)の透過率特性を大幅に向上いたしました。
透過率特性以外のその他の特性はFDS24と同じです。
E-FD1L、E-FD4L、E-FD10L及びE-FD15Lは独自の熔解技術により光学特性についての精度向上が図られました。
屈折率nd±20×10-5、アッベ数νd±0.3%の公差(プレミアム規格)に対応可能です。
さらに、高価な原料を低減することで低価格化を実現しました。従来品とnd及びνdは同じです。
M-NBFD130、MP-NBFD130に加え、冷間加工プリフォーム用光学ガラスMC-NBFD130をラインナップしました。
製品に求められるνd公差の縮小に伴い、νd基準値の表示桁数を小数点以下2桁とともに3桁の数値を併記しました。
例えばνdが20を下回る硝種などでは小数点以下3桁の基準値を用い、公差を小数点以下3桁の数値にて指定することが可能です。
高精度化要求に対応するべく、表示波長の桁数を変更しました。
M-PCD55ARは、nd1.60~1.80、vd50~60の中屈折中分散領域ではこれまでにない、粉末法耐酸性1等級を実現したガラスモールドレンズです。
屈折率の温度変化(dn/dT)も小さく、車載カメラ用レンズに適しています。熱間成形プリフォーム(MP-PCD55AR)生産にも対応しており、プロセスコストの低減が図れます。
νd=30領域で、最も低部分分散比PgF化を実現したガラスであり、色収差補正に有効です。
低比重も特徴的であり、光学系の軽量化にも有効です。また、透過率特性も良好であり、交換レンズなど幅広い用途でご使用いただけます。
νd=32領域で、最も低部分分散比PgF化を実現したガラスであり、色収差補正に有効です。
低比重も特徴的であり、光学系の軽量化にも有効です。また、透過率特性も良好であり、交換レンズなど幅広い用途でご使用いただけます。
nd=1.85, νd=25とFDS90相当領域で、低部分分散比PgF化を実現したガラスであり、色収差補正に有効です。
FDS90-SGよりも透過率特性が良好であり、交換レンズなど幅広い用途でご使用いただけます。
屈折率nd=2.0を超える低分散硝材TAFD55(nd=2.00100、νd=29.13)の透過率特性を大幅に向上いたしました。透過率特性以外の特性はTAFD55と同じです。
屈折率nd=2.0を超えるTAFD40(nd=2.00069、νd=25.46)の透過率特性を大幅に向上いたしました。透過率特性以外の特性はTAFD40と同じです。
平素は格別のご愛顧を賜り誠にありがとうございます。
先日、下記の期間において、サーバーに不具合が発生し、断続的に弊社ウェブサイトの閲覧ができないという障害が発生しておりました。
お客さまには大変ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
平成30年8月30日(木) 8時03分~17時00分頃
平成30年8月31日(金) 8時58分~ 9時13分頃
平成30年8月31日(金) 10時57分~11時22分頃
なお、現在はサーバーの復旧作業が完了し、通常どおりご覧いただけます。
該当期間中に当社へお問い合わせをいただき、当社からの返信がない場合は、大変お手数をおかけいたしますが再度お問い合わせやご連絡をくださいますようお願い申し上げます。
この度はご不便・ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
FDS90(νd=23.78)に対し、νd=20.02まで大幅な高分散化を透過率の低下なく実現しました。
また低比重(比重=3.37)の特徴も持ち、レンズ軽量化へ貢献が期待できます。
モールドプレスによる非球面レンズの生産などにおいて最終的な屈折率はアニール条件によって変化します。また、カタログデータのβC、βd、βF、βgに示すとおり、波長により屈折率変化の程度は異なります。参考情報としてMC-硝種のアニール条件および、その結果得られる屈折率分散式の定数および推定残留歪量を示します。尚、残留歪の計算には以下の式を用いました。
→参考情報のExcelファイルはこちらよりダウンロードできます。
これまで異常分散材料がなかったνd=60領域で極めて高い部分分散比(PgF=0.555)を持つガラスです。また近赤外領域でも従来にない部分分散比を示し、幅広い波長での高精度色収差補正に活用いただけます。
9月6日(水)~9日(土)に中国・深圳で開催されたCIOE2017 第19回中国国際光電博覧会において、弊社(豪雅光電科技(威海)有限公司)ブースへお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
TAFD30に対して同等のνd値を持ち屈折率も近い特性を有し、
Ta不含有かつ低比重化を実現し大幅なコストダウンを可能にしました。
nd=2.05と低分散、低部分分散ガラスとしては最高の屈折率を有し、
透過率も良好です。耐環境性にも優れ幅広い用途に使用できます。
FDS18を大幅に超えるνd=16.48と超高分散を実現し、
超高分散材料にもかかわらず優れた透過率を有しています。
FCD705はFCD1より高い屈折率nd=1.550、FCD505より低いアッベ数νd=75.50を特徴とした、異常分散ガラスです。 FCD515よりも異常分散性が高いため、色収差補正に効果的です。研磨洗浄工程における扱い易さも追求しました。
FCD705のカタログ基準値につきましては、以下のPDFシートをご参照ください。
PCD40は、PCD4の化学的耐久性を改善した新硝種です。
研磨加工性の改善が期待できます。
PCD4より高屈折率で低分散な光学特性も特徴です。
PCD40のカタログ基準値につきましては、以下のPDFシートをご参照ください。
2014年7月21日付の日本経済新聞に弊社のNRP®が掲載されました。ガラス球面レンズは、長年に亘り削り代部分を含めて所定の大きさに成形されたレンズ材料(RP、リヒート・プレス品)を用い、粗ずり、精研削及び研磨というプロセスを経て製造されてきました。
今回、弊社が開発・市場投入するNRP®は、RPの高精度化(形状精度は3倍改善、表面欠陥1/3以下、肉厚バラツキ精度は5倍改善、いずれも当社比)により、研磨レンズの取り代を大幅に減らせ、加工バラツキを大幅に抑えることが可能な研磨レンズ用材料です。
詳細については、弊社営業(電話:042-546-2520)あるいは当サイトのお問い合わせからご連絡いただけますようお願い申し上げます。
尚、「NRP」はHOYA株式会社の登録商標です。
屈折率(nd)1.80809でアッベ数(νd)22.76の高分散ガラスです。
FDS90(nd=1.84666、νd= 23.78)より高分散であるにもかかわらず、透過率が優れるガラスです。
M-PCD4用の冷間プリフォームをラインナップしました。
従来の熱間プリフォームでは対応できなかった中大口径のGMOレンズ用にもご使用いただけます。
高分散ガラスFDS18(nd=1.94595、νd=17.98)の透過率特性(波長範囲:350nm~700nm)を大きく向上いたしました。
透過率特性以外のその他の特性はFDS18と同じです。
硝種名 | λ70(nm) | |
FDS18 | 透過率向上 FDS18-W |
422 (412~432) |
FDS18 | 470 (460~480) |
FDS18-Wのカタログ基準値につきましては、以下のPDFシートをご参照ください。
昨年春に販売を開始しました高屈折率光学ガラス「TAFD45」につきましては、おかげさまで多数の検討を進めていただいております。
一方この硝材に対しますお客様のご要望として、さらなる着色の低減を求める声が多く、弊社では改善の検討を行ってまいりました。このたび独自の製造方法により、従来よりも着色度を低減させたTAFD45を安定して製造する技術を確立するに至りました。
組成や原料の変更は無く、透過率以外の特性につきましては変更ありません。
最新のTAFD45のカタログ基準値につきましては、以下のPDFシートをご参照ください。
独自の生産技術により、FCD系ガラス特有の屈折率の変動、脈理、微小異物の混入を極限まで抑え、高品質E-bar素材の製造に成功いたしました。
高分散ガラスE-FDS1(nd=1.92286、νd=20.88)の透過率特性(波長範囲:370nm~600nm)を大きく向上いたしました。
透過率特性以外のその他の特性はE-FDS1と同じです。
硝種名 | λ70(nm) | |
E-FDS1 | 透過率向上 E-FDS1-W |
410 (400~420) |
E-FDS1 | 440 (430~450) |
E-FDS1-Wのカタログ基準値につきましては、以下のPDFシートをご参照ください。
ご希望の方は、問い合わせフォームより問い合わせください。
M-TAF105は光学ガラスTAF1同等の屈折率を有するガラスモールドレンズです。 熱間成形プリフォーム(MP-TAF105)生産にも対応しており、プロセスコストの低減が図れます。 また、中大口径の非球面モールドレンズに対応するため冷間加工プリフォーム(MC-TAF105)もご提供致します。
FCD515はFCD505の研磨加工性を改善した新硝種です。 従来からのこの領域のガラスに比べて加工時に発生するキズを抑制することができるため、研磨工程の負荷を低減します。 また、FCD515はFCD505に比べ比重が軽く、転移点Tgも低くなっております。 膨張係数αがFCD505より小さく、熱衝撃に強くなっております。
TAFD37は屈折率nd=1.90043、アッベ数νd=37.37であり、高透過率(λ70=395nm)の高屈折率ガラスです。 高価なレアメタル原料の削減により低コスト化を実現しました。
屈折率nd=2.10420、アッベ数νd=17.02の新しい高屈折率ガラスです。機械的特性、化学的特性にも優れており、ハイパワーの球面レンズとして高いポテンシャルを有しております。
FDS24は、E-FDS1と同等のnd、FDS90と同等のνdを有する新硝種です。 高膨張・低比重が特徴のガラスです。熱膨張率の高い異常分散ガラスとの接合性を高めるために、高膨張としました。
NBFD15-W、FD60-Wは、推奨硝種NBFD15、FD60の透過率を改善したガラスです。
NBFD15-Wの着色度はλ80=410nm(NBFD15はλ80=425nm)でFD60-Wの着色度はλ80=425nm(FD60はλ80=440nm)となります。
本硝種はガラス組成や原材料に変更はありませんので、透過率以外の特性は変化ありません。
硝種名 | λ80(nm) | |
NBFD15 | NBFD15 | 425 (413~437) |
透過率改善 NBFD15-W |
410 (405~<415未満) |
硝種名 | λ80(nm) | |
FD60 | FD60 | 440 (428~452) |
透過率改善 FD60-W |
425 (415~<428未満) |
TAFD45は、屈折率nd=1.95375、アッベ数νd=32.32であり、短波長域の部分分散(PgF)が小さい高屈折率ガラスです。 高透過率(λτ80=400nm)であり交換レンズにも好適です。
高価な原料であるタンタル(Ta)を含まないため、コスト・パフォーマンスに優れたガラスです。